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月刊「国民生活」 [市場と経済]

ブログでお知らせするのを忘れていましたが、国民生活センターの月刊ウェブマガジン「国民生活」に、一月号から「私たちと経済」という連載を始めました。(15日発行。半月経っちゃいました)
国民生活センターは「消費者問題・暮らしの問題に取り組む中核的な実施機関」とのことで、消費者からの相談を受けたり、身近な商品のテストをしたり、といった活動を行っているようです。これまで関わったことは無かったのですが、一般に「経済」というと、難し気で近寄りがたいという人が多い、なんとかもっと「経済」を身近に感じてもらえないだろうか、という問題意識から、「経済について、親しみやすい記事を」というご依頼をいただきました。私としても日ごろから、金融市場について分かりやすく語る、ということを心掛けているので、喜んで書かせていただいています。

第一回は、「経済と暮らし」などと言う漠然たるタイトルですが、ここで申し上げたかったのは、私たちの日々の生活そのものが経済なんだ、ということ。どうしても、経済も政治と同じように、「偉い人たち」の政策で動いているように思いがちなのではないでしょうか。私たちが生活している現代の経済は、市場によって動く自由な経済なのです。私たちは、仕事があるのならばどんな職業でも選ぶ自由があり、買うためのお金さえあれば好きなものを選んで買う自由があります。そうした私たちの自由な選択が、経済を動かしているのです。

そして、経済の動きである「景気」はどうすれば「見える」のか、経済を測る代表的な指標である「GDP」とはどういうものなのか、そんな話を書いています。ご関心のある方は、国民生活センターのウェブサイトをのぞいてみてください。

因みに、この月刊のウェブマガジン、1月号は、シェアエコノミーがメインの特集記事です。シェアエコノミーを巡る法的課題ですとか、フリマアプリの相談事例など、勉強になります。ドローンの法規制、不当な働きかけから身を守る心理学、なども興味深いですね。ご覧になって見ると面白いと思います。

国民生活センタ―のウェブサイト
月刊「国民生活」

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