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シーズン1社目は第一三共・・・今年から招集通知の封筒が薄くなりました [株主総会]

今年から、株主総会に必要な資料の交付は電子的に行うだけでいいという規則になったので、送られてくる招集通知の封筒が薄くなっているものも多くなりました。それらの企業は、総会の議題だけに絞って送付している場合がほとんどですが、議題さえも含んでいない書面のケースもあります。もちろん、事業報告まで含んだ従来通りの書類を送って来る企業のほうが多いとは思います。これまでと違うことをやろうとすると、それなりのコストがかかりますからね。新ルールへの対応は、企業それぞれということです。

総会シーズンの1社目は今週月曜日の第一三共。当日は所用で、11時には出掛けなければいけなかったので、そのぎりぎりまで、オンラインで視聴しました。ですから最後までは聴けずに残念でしたが、それでもそんな隙間の時間に株主総会の様子が見られるのですから、オンライン化はやはりありがたいことです。ちなみにここの書面も、議題のみの薄い冊子です。

この銘柄は、過去10年で最もパフォーマンスの良かったものの一つです。ただ本格的に上がり始めたのはこの4年ほどで、それまでには苦節20年といったところ。新薬の開発は本当に大変です。過去の経緯については、2019年にブログ記事があります。

株価が示す通り、がん領域の製品は予想を超える出来のようで、中期計画が年度初めに上方修正されています。順調な時の株主総会は、むしろあまり面白い話が無いもので、第一三共もご多分に漏れず。ジェネリックの子会社を、調剤薬局のクオールに売るという話がありました。先月公表されてますね。事前質問で、譲渡金額の妥当性を問うものがありました。金額はともかく、ジェネリックの売却は合理的と思います。

Q&Aではその他、女性役員の登用であるとか、為替の影響とか、株主還元などがとり上げられました。特筆すべきこと無し。特定の薬についての質問もありましたが、門外漢の私には評価できません。

ちょっと面白かったのは、社長に「座右の銘を教えてください」という質問。奥沢社長はマハトマ・ガンジーを引用していました。インドに赴任していたとのことですから、あのランバクシー社に関わっていたのでしょうか。そういう質問で、考えるでもなくスラスラと答えが出てくるというのは、大企業の社長ともなると、そういう質問はよくあることなんでしょうかね。

「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」 マハトマ・ガンジー

 → 2021年の株主総会 



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