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ZOZOの株主総会。若い会社って軽いノリでいいですね [株主総会]

金曜日は午後にZOZOの株主総会を視聴。

自分で全く利用しないので、サービスがいいかどうか分かりませんが、こういう業態は伸びるのだろうし、実際売り上げは右肩上がりだから、よろしいのではないでしょうか。ちょっと創業社長がエキセントリックなイメージで、実態よりもリスクが高い印象をもたれているかもしれませんね。

総会自体はリアルに開催されていますが、壇上の取締役席はほとんどが液晶パネルです。最近はテレビの報道番組などでもこういうリモート出演が見慣れた光景になっていますが、まるで席に座っているかのようにしつらえてあると、ちょっと愉快です。

社長は「本質」という言葉がお好きみたいで、コロナ禍にあって本質が見えた、通販の本質的課題は買う前に試せないことで、株主総会の本質的な意義について考え、新社屋の建設に当たってはオフィスの本質的価値って何だろう・・・と、本質の連発でした。別に問題ありませんが、私は個人的に「本質的」という言葉は好きではないので、つい耳についてしまいました。

その新社屋は西千葉とのことで、地味な選択、いいと思います。低層でセンスもいいんじゃないでしょうか。(私のセンスはあてにならないけれど。) 株主還元については、配当性向を50%に引き上げる、と話がありました。

Q&Aは始まる前に5名と上限を決めたのはいいけれど、既に1時半なのに1時40分終了予定というのはあんまりですね。案の定、最初の株主がまた長話で、話し終わったら5分以上経過していました。

長話の内容は質問というよりも、様々な事業の提案です。私にはちょっと聴いただけでは評価できませんが、それなりに業界に通じているような話しぶり。ひけらかしのようにも聞こえましたし、場合によっては自分もZOZOのビジネスのどこかに一枚かませてほしいと思っている人物なのかもしれません。

もう一人は女性で、Zホールディングスが資本参加してからファッションセンスが変わってがっかりしているというんですね。はっきり言ってしまうと、ダサい、というクレームです。今日の総会で社長やスタッフの着ているTシャツ、なにこれ、ダサ!…とおっしゃったわけではもちろんありませんが、私にはそう聞こえました。(笑) 私はファッションに疎いのでノーコメントですが、お気持ちよく分かります。

長話の人物が最後に触れた「ZOZOマット」の技術的評価の件。社長の回答では、この技術をファッションのみならず、医療や美容、ゲームなどの分野に応用して、ワールドワイドに売っていこうと思っているそうです。面白いかもしれません。

この会社、ROE60%ということですから、単純に考えれば、その半分を配当に充てて、30%ずつ資本が増えていくってことですよね。悪くない。あまり派手に振舞わずに、本業しっかり伸ばしていっていただきたいです。

総会の最後に新任の取締役を紹介。拍手が全くなかったので、社長一瞬焦って、あの、ちょっと、拍手して・・・という幕切れはご愛敬です。

タグ:ZoZo 株主総会
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